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サウンドプログラミング
講義概要
講義日程
- 8月21日(火) 1~4限
- 8月22日(水) 1~4限
- 8月23日(木) 1~4限
- 8月24日(金) 1~3限
教室
C108情報実習室
講義概要
音声解析等で利用されているPuredataを用いて、音声データの解析や合成を行う。Puredataの使い方、および音 声信号の性質を習得したのち、Puredata,JavaScriptにて音声データの解析や合成を実習する。 なお、本講義は御家雄一助手との連携によって運営される。
達成目標/学位授与方針との関連
音声データの性質を理解しそれをプログラミングで加工・解析できることが到達目標。 ディプロマポリシーの うちサウンド制作コースの専門科目として、音についての理解や技術を深める。また、プログラミングを行うた め、情報システムコースなど、他のコースの学修内容も含む。
教授計画
1 | オリエンテーション・音の基礎知識 ・Puredataとは ・Puredataの操作方法 |
---|---|
ビジュアルプログラミング言語 | |
[授業外学習想定]授業内容の復習に30分程度 | |
2 | 音の基礎知識・音響学概論 |
サンプリング、標本化 、量子化 | |
[授業外学習想定]授業内容の復習に30分程度 | |
3 | 音を生成する1・基本となる音 |
周波数特性、正弦波、矩形波、ノコギリ波、三角波、白色雑音 | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
4 | 音を生成する2・波を重ね合わせる ・加算合成 ・減算合成 ・時間エンベロープ |
加算合成、減算合成、時間エンベロープ | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
5 | 音を生成する3・楽器再現 |
フィルタ、PSG音源 | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
6 | 周波数特性・周波数分析 ・周波数特性 |
周波数分析、スペクトログラム、フーリエ変換 | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
7 | シンセサイザーを作るアナログシンセサイザーをデジタルで再現し、音作りの基盤への理解を深める。 |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに40分程度 | |
8 | PCM音源・サンプリング |
タイムストレッチ、ピッチシフト | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
9 | 中間課題 |
10 | 音を生成する テキストプログラミングを用いて・JavaScript(WebAudioAPI) ・音の生成 |
オーディオコンテキスト、モジュラールーティング | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
11 | 音を生成する テキストプログラミングを用いて2・フィルタ ・合成 |
フィルタ | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
12 | 音を解析する テキストプログラミングを用いて・時間領域 ・周波数領域分析 |
時間領域分析、周波数領域分析 | |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度 | |
13 | 最終課題・アイデアスケッチ |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに60分程度 | |
14 | 最終課題・中間審査会 |
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに60分程度 | |
15 | 最終課題発表・プレゼンテーションとデモンストレーション |
成績評価に関して
評価基準
- 技術と知識の習熟度を評価する。授業内で提示する課題、最終課題よる。
- 短期間で完全に理解と習得できる内容でないため、授業外でも各自が理解を深めることができるよう訓練する姿勢を評価する。
評価割合
評価方法 | 授業課題 | 中間課題 | 最終課題 |
---|---|---|---|
評価割合 | 20% | 30% | 50% |
参考資料
- 「言語聴覚士の音響学入門」(吉田友敬/海文堂出版)
- 「図解入門よくわかる最新音響の基本と仕組み[第2版]」(岩宮眞一郎 /秀和システム)
- 「図解入門最新音楽の科学がよくわかる本」(岩宮眞一郎/秀和システム)
- 「HTML5+Web Audio APIによるオーディオデータプロセッシング―「音」の理論から生成、分析、オリジナル電子楽器の開発まで」(遠藤理平/カットシステム)
- 「Pd Recipe Book -Pure Dataではじめるサウンドプログラミング」(松村誠一郎 /ビー・エヌ・エヌ新社)
- 「サウンドプログラミング入門――音響合成の基本とC言語による実装」(青木 直史 /技術評論社)
- 「デジタル情報の処理と認識」(柳沼 良知/放送大学教育振興会)
連絡先
Mail (オリエンテーションの頁に記載)
御家 雄一 おいえ ゆういち
・ "●"を"@"に変えること。
・本授業に関する連絡の件名は「18s」から始めること
例:「18s講義に関するお知らせ」