サウンドプログラミング

2018年夏期集中

トップページ

サウンドプログラミング


講義概要

講義日程
教室

C108情報実習室

講義概要

音声解析等で利用されているPuredataを用いて、音声データの解析や合成を行う。Puredataの使い方、および音 声信号の性質を習得したのち、Puredata,JavaScriptにて音声データの解析や合成を実習する。 なお、本講義は御家雄一助手との連携によって運営される。

達成目標/学位授与方針との関連

音声データの性質を理解しそれをプログラミングで加工・解析できることが到達目標。 ディプロマポリシーの うちサウンド制作コースの専門科目として、音についての理解や技術を深める。また、プログラミングを行うた め、情報システムコースなど、他のコースの学修内容も含む。

教授計画

1
オリエンテーション

・音の基礎知識 ・Puredataとは ・Puredataの操作方法

ビジュアルプログラミング言語
[授業外学習想定]授業内容の復習に30分程度
2
音の基礎知識

・音響学概論
「音響学」の内容の概略の続きを扱う。サウンド生成等で必須となる条件の設定の内容への理解を深める。

サンプリング、標本化 、量子化
[授業外学習想定]授業内容の復習に30分程度
3
音を生成する1

・基本となる音
プログラムで音を生成する際の最も基本となる部分を知る。

周波数特性、正弦波、矩形波、ノコギリ波、三角波、白色雑音
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
4
音を生成する2

・波を重ね合わせる ・加算合成 ・減算合成 ・時間エンベロープ
音を重ね合わせる方法の理解を深める。

加算合成、減算合成、時間エンベロープ
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
5
音を生成する3

・楽器再現
音色をコントロールする方法の理解を深める。

フィルタ、PSG音源
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
6
周波数特性

・周波数分析 ・周波数特性
音色をコントロールするための知識と音を分析するための方法の理解を深める。

周波数分析、スペクトログラム、フーリエ変換
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
7
シンセサイザーを作る

アナログシンセサイザーをデジタルで再現し、音作りの基盤への理解を深める。

[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに40分程度
8
PCM音源

・サンプリング
サンプリングした音を扱う方法の理解を深める。

タイムストレッチ、ピッチシフト
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
9
中間課題
10
音を生成する テキストプログラミングを用いて

・JavaScript(WebAudioAPI) ・音の生成
JavaScript、Web Audio APIについて解説する。 オーディオグラフを理解する。

オーディオコンテキスト、モジュラールーティング
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
11
音を生成する テキストプログラミングを用いて2

・フィルタ ・合成
JavaScript(Web Audio API)で音を生成し鳴らす。またフィルタや合成を試す。

フィルタ
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
12
音を解析する テキストプログラミングを用いて

・時間領域 ・周波数領域分析
JavaScript(Web Audio API)で音声の時間領域 / 周波数領域分析を行う。

時間領域分析、周波数領域分析
[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに20分程度, インターフェイスの作り込みに20分程度
13
最終課題

・アイデアスケッチ
授業内で提示する課題テーマに従い、課題の制作を開始する。

[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに60分程度
14
最終課題

・中間審査会
数名でアイデアを相互に指摘し合い、制作の続きを行う。

[授業外学習想定]オリジナル作品を作るのに60分程度
15
最終課題発表

・プレゼンテーションとデモンストレーション
1名ずつ作った作品を発表した後、相互に評価し合う。


成績評価に関して

評価基準
評価割合
評価方法 授業課題 中間課題 最終課題
評価割合 20% 30% 50%

参考資料


連絡先

Mail (オリエンテーションの頁に記載)

御家 雄一 おいえ ゆういち
・ "●"を"@"に変えること。
・本授業に関する連絡の件名は「18s」から始めること
 例:「18s講義に関するお知らせ」

ページのトップへ戻る